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フジロック2016 ライブレポート@1日目

James Blakeの名演についてだけ書きます。これ以外ほとんど覚えてないくらい1日目は良かったです。

 

2000年代後半にポスト・ダブステップの代表格としてデビューした奇才、天才。ご存知、James Blake。憂いを含んだメロディーが印象的な、彼の1stアルバムに当時出会った僕は多大な衝撃を受けたのを未だによく覚えています。音楽の進歩はもはや停滞してしまったと思っていたので、本当に先鋭的に、また前衛的に感じました。自分より一つ上の年齢が作ったと知った時はこの人には勝てないと思いました笑

 

以前、なんばHatchにて彼の単独ライブを観たのですが、その時の印象は予定通り良いライブ程度でした。

しかしながら、今回フジのグリーンステージでのアクトは出来が全く違いました(もしかしたら、スピーカーのスペックや天然要塞的なあれでグリーンステージだから出来たことなのかもしれないんですがね)。f:id:may-kshr:20160723155458j:image

 

まあ出音に関してはまあ御察しの通り、最高でした。

今回の彼のステージで特に感じたのは、一音一音ずつ、またフレーズ単位で緻密に計算された音の集合体であること。ドラムは少し例外ではあるとは思うんですが、キーボードとギターと打ち込みの所謂ウワモノパートはフレーズごとに切り取るならば単体では成り立たないような意味があるのかないのかわからない変な音に過ぎないにも関わらず、それが合わさることで生まれる印象はとても大きかったです。一寸の狂いもない完成された建築美に圧倒されたって感じですかね。貫かれました、これは忘れられないライブになることでしょう、きっと。何故こんなバランスで曲が作れるのかは疑問ですが笑

3rdアルバムの曲をそこまで予習していなかったんですが、結構リズムが良い意味でシンプルに作られていてこれはこれで良かったですな。

最後の曲のWhihelm Scream

https://youtu.be/MVgEaDemxjc

のラスト1分くらいからの優しいノイズの襲撃は、自分が息を引き取る時に流れていてほしいです。天にも昇るというかそういう高尚な感じではなく、アンニュイな感情と屈折した人生を経て得た達観が伴って静かに心臓のBPMが停止するみたいな(自分でも少し何言っているかわかんないけど、伝われ!)。

 

シガーロスはやっぱり四人の方が良いです